2001

D白樺林

山面に林となりし白樺は葉も無く今は模様の如し

  十勝岳に向かう途中の低い山の斜面に白樺の木が林立している。
裸のままで冬を越し、幹と枝は骨のように白く、芽が膨らむのを静かに待っている。
緑なす日もそう遠くはないが、今は未だ葉もつけず、その様に立体感はなく、
カーテンか壁紙の平面的な模様のようにも見える。


(C) 2001−2002 Akimori Nomo